見返りサハラ MIKAERI SAHARA

NO 36 2017.12.19

SAHARAのボトルを水分補給の目安に

若林麻耶 Maya Wakabayashi

喫茶店「ラ・ヴァチュール」経営

1984年、京都府出身。武蔵野美術大学を卒業後、祖母のあとを継いで京都の喫茶店「ラ・ヴァチュール」の店長に。日々タルトタタンに向き合うかたわら、デザイナーとしても活動している。

単純だから奥深いタルトタタンの世界

1971年に京都にオープンしたタルトタタンの名店、「ラ・ヴァチュール」。祖母のあとを継ぎ、2代目店長を務める若林麻耶さんに聞きました。

両親が仕事をしていたこともあり、小さいころから祖父母が経営するこのお店で育ち、お店の手伝いをすることもありました。私が大学を卒業する頃、祖母が体力的にもう続けていけないのでお店を閉めるという話になったのですが、このままお店がなくなるのはもったいないとの思いから私があとを継ぐことに。メニューはタルトタタンを含む3種類のみで、タルトタタンはリンゴとバターと砂糖だけで作るお菓子なのですが、単純だからこそ奥が深く、飽きることはありません。

リンゴは収穫する時期などによって状態が違いますから、ひとつひとつに合わせて、火加減や煮る時間を調整する必要があります。でもどんなに調整しても、祖母と私が目指したものに100パーセント辿り着くことはないんですよね。だからこそ、追求し続けていく面白さがあるんです。私がもしパティシエになるための勉強をしていたら、もっといろいろなケーキを作りたくなっていたのかもしれません。でも私は、ケーキを作ることそのものより、研究に近いこの仕事が好きなんです。

リンゴと会話をする日々のなかで

大学でデザインを学んでいた関係で、デザイナーとしても活躍している若林さん。意外にも、タルトタタン作りがその息抜きになっているようで…?

タルトタタンも、デザインしているパッケージや書籍も、私にとっては同じ“造形物”。そんなに違うことをしている感覚はないのですが、デザインの仕事には、予算上の制約や人間関係などがついて回ります。お店のことをしている時間のほうが長いのですが、どちらが息抜きになっているかと言ったら、ひたすらリンゴと会話をするタタン作りのほうかもしれないですね(笑)。

お店を継ぐことで、リンゴの奥深さを知った私ですが、同時にリンゴが抱える問題にも気づかされることになりました。生で食べられることの多い日本では、傷があるリンゴは価値がないとみなされて捨てられてしまうんです。でも、タタンのように加工する食べ方だったら、見た目は価値に関係ないんですよね。私は、加工を前提としたリンゴというのがあってもいいと思っていて、仕入れ元の皆さんともそんな話をしています。問題の緩和に少しでも貢献することが、今の私の目標ですね。

SAHARAのボトルを水分補給の目安に

大学時代に好きでよく中国に行くことがあったのですが、中国のみんなが持っていたから私も買ったボトルが初めてのマイボトルでした。そのころの日本にはまだマイボトル文化が定着していなかったので、保温機能のないそのガラス製のボトルを愛用していたのですが、今はいろいろなものがあるんですね。私は水分補給が苦手で、バタバタしていると忘れてしまうので、自分がどれだけ飲んだかが分かるマイボトルは水分補給の目安として使い続けたいです。

若林麻耶さん 使用モデル

夢重力 オートロック MCX-A

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※シリーズの最新モデルです。取材当時の製品とは異なる場合があります。

喫茶店「ラ・ヴァチュール」経営

若林麻耶 Maya Wakabayashi

1984年、京都府出身。京都府立銅駝美術工芸高校と武蔵野美術大学でデザインを学び、卒業後、祖母のあとを継いで京都の喫茶店「ラ・ヴァチュール」の店長に。日々タルトタタンに向き合うかたわら、お菓子のパッケージや書籍などを手がけるデザイナーとしても活動している。

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