見返りサハラ MIKAERI SAHARA

NO 31 2017.04.24

“想い重視”のウェルカムボード制作

玉木里沙 Risa Tamaki

ウェルカムボード制作/純米酒専門「YATA」渋谷店店長

看板資材商社勤務などを経て、2015年より日本酒専門店「YATA」渋谷店の店長。そのかたわら、結婚式のウェルカムボードを個人受注するウェブサイトを立ち上げ、制作を続ける。

きっかけは友人の結婚式だった

個性的なウェルカムボードが人気で、ウェブサイトからの依頼が絶えない玉木里沙さん。そもそも、制作を始めたきっかけは…?

新卒で入社した看板資材商社で、最初はデザイナーの指示通りに看板を制作する部署に配属されたんです。でも私、本当に不器用で(笑)。お客様対応のほうが向いているのでは、ということでネットショップの部署に行き、依頼内容をヒアリングし、デザインを提案する業務に携わっていました。

先輩デザイナーの方が、友達の結婚式のためにウェルカムボードを制作しているのを見て「すてき!」と思っていたころ、私の大学時代の友達も結婚し始めて。2012年に初めて友達のために作ったことをきっかけに、少しずつ周りからウェルカムボードの制作を依頼されるようになりました。

緊張感がやりがいにつながる

友人を喜ばせたくて始めたウェルカムボード制作。それはやがて、趣味から仕事になっていきました。

商社を3年ほどで退職し、短期留学で海外へ。日本に帰ってきた時に、「私には何もないな」と思いました。そのころ日本酒という仕事に出会うのですが、デザインに携わることも諦められなくて。知人にお願いして、ウェルカムボードを個人受注するウェブサイトを立ち上げてもらいました。
友達のために作っていた時は、当日までのサプライズで、「楽しみにしててね!」という感じでした。今はお問い合わせがあって初めてやりとりする方が多いので、ヒアリングは不可欠ですし、とても緊張感があります。でもその分、喜んでいただけるとうれしくて、それが私のやりがいになっています。

任せてくれた気持ちに誠実でありたい

受注が増えた今も、玉木さんの基本姿勢は“想い重視”。夢に向かって、丁寧な仕事を続けています。

最近では結婚式だけではなく、ご家族の記念日を祝うボード制作などの依頼もいただくようになりました。大切な日に飾るものを私に任せてくださった気持ちに対して、誠実でありたいと思うから、“こなす”ような仕事はしたくない。だから、例えば型を作ってあてはめていくような制作方法にすれば、スピードが上がってお受けできる量も増やせるのですが、それはしたくないんです。

それよりも、価値を高めていって、ブランドのようにできたらいいなと思います。見てくださった来賓の方が「これってあそこのボードだよね?」と気付いてくださり、「あそこに頼んだんだ、すごいね」と思って頂けるようになれたら素敵だなと、漠然とですが夢見ています。

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ウェルカムボード制作/純米酒専門「YATA」渋谷店店長

玉木里沙 Risa Tamaki

大学で建築を学んだ後、看板資材商社に入社。看板制作やデザインに携わり、友人の結婚式を機にウェルカムボード制作を始める。退社後、蕎麦店で働いていた折に日本酒と出会って勉強を始め、きき酒師の資格を取得。2015年より純米酒専門「YATA」渋谷店の店長を務めるかたわら、ウェルカムボードを個人受注するウェブサイトを立ち上げ制作を続ける。

【vild welcome board webページ】
http://www.vild-welcomeboard.com/

【vild welcome board Instagram】
https://www.instagram.com/vildwelcomeboard/

【純米酒専門YATA】
https://junmaishu.net/

 

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